カンボジア 第二夜

一夜明けたカンボジア
ホテルの朝食はビュッフェです。


新婚旅行ということで、ホテルを奮発した甲斐もあり、
その場でフォーを作ってくれたり、
卵料理を作ってくれたりするブースもあったりと、
朝食の内容はかなり豪華なものでした。



味も外国の滞在者を意識しているものだからでしょうか。
何を食べても非常においしい。
そういう意味でアジアはご飯が美味しくていいですね。




朝食を腹いっぱい食った後は、いよいよアンコールワット
・・・といいたいところですが、アンコールワットは翌日。
今日は、その近くにあるアンコール・トムの見学です。


いや、初めて石造りの寺院を見ましたが、すごいですね。
一つ一つの石造りに手彫りのレリーフが施されています。


残念ながら、入場できるところは皆が触ってしまっているため、
レリーフは、テカテカになってしまってますが、
それでもどんな彫刻だったかは、充分わかる作りになっていました。


アンコール・トムはこんな感じ。




ただね。
やっぱりカンボジア
観光客の来るところには、物売りが沢山いるんですよ。
売るものは様々ですが、ガイドブックや絵葉書がメインでしたね。


しかもね、奥さん。
全部物を売りに来るのはちっちゃな子供なわけ。


多分一生懸命覚えたんでしょうね。
「コレ エハガキ 1ドル」 *1
「ヤスイ 1ドル」
とかね。片言でも日本語でしゃべってくる。


これね。値段もたいしたことないし、
買ってあげたいのはやまやまなんだけど、
一度買ってあげると、周りが全部、
俺のも俺のもって感じで収拾つかなくなるらしく、
無視するしかないんですよ。


あとで、ガイドさんに聞いたら、
カンボジアは働く場所が極端に少なく、
肉体労働で半日働いても
0.5ドル(60円)くらいの稼ぎしにかならないそうです。


1ドルで売れれば、お父さんの2日分の働きになるわけですね。。


なんかこうね。ちいちゃい子供を使って
情に訴えかけてくる作戦なんですが、これを無視するのが辛くてね。。
結局カンボジアでは、この子供の情に訴えかける眼差し攻撃に
最後まで苦しめられることになりました。。。



閑話休題。話を旅に戻しましょう。


午後からも遺跡めぐりは続きますが、そこは、ちょっと変わったものでした。
森の中にある丘を越えて、その上に遺跡があるところなんですが、
ちょっとしたサービスがあったんですね。




それがこれ









そう、ゾウですね。


いや、当たり前ですけど、
ゾウなんて日本じゃ檻の中しかいませんでしょ、奥さん。
それが、フツ〜に歩いてますからね。そこら辺を。
凄いトコですよ、カンボジアは。



で、このゾウがですね。
森の丘の上にある遺跡まで、運んでくれるわけです。
(ゾウが通る道と人が通る道は別々になっていて安全)



お値段、お一人様上り15ドル、下り10ドル。
残念ながら、この日はのぼりのチケットは売り切れで
下りしかありませんでしたが、乗ってきましたよ、ゾウに。


嫁もこの旅行の一個の目的が
ゾウに乗るってことだったので大喜びでしたね。


ゾウに乗りながら遠目に見えるアンコールワットが最高でした。
乗り心地はお世辞にもよいものとは言えませんでしたが、
まぁ、よい経験になったと思います。



ということで、これにて2日目終了・・・と。
明日こそは早朝からアンコールワットの夜明けを見学です。
待ってろよ!世界遺産!!ということで、本日は以上!
解散!!


−今日の教訓−
ゾウは結構毛深い。

*1:カンボジアはそのままドルが使えるのだ